桃田賢斗のガットは特殊テンション?グリップの握り方は?

桃田賢斗のガットは特殊テンション? グリップの握り方は? 桃田賢斗
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東京オリンピック男子バドミントンの金メダル最有力候補である『桃田賢斗選手』。

小学校2年生からバトミントンを始め、世界ランク1位まで上り詰めました。

桃田賢斗選手の試合を見ているとシャトルが「パーンッ」と良い音を立てて相手コートに突き刺さります。そんな試合を見ていると自分も真似をしたくなるのは私だけでしょうか?

桃田賢斗選手が使っているラケットや履いているシューズが気になったりしますが、一番気になるのは「パーンッ」と良い音を立てる『ガット』。

※ガットとはシャトルを打つ部分にある縦線の糸と横線の糸の事です。

一体、桃田賢斗選手はどこのメーカーの『ガット』を使用し、何ポンドで張っているのか?バドミントン経験者であれば気になってしまいますよね。

  • 桃田賢斗選手はどこのメーカーのガットを使ってる?ガットのテンションは?
  • 一般的なガットのメーカーとテンション数値
  • 桃田賢斗はどういうグリップの握り方をしてる?

こちらの内容を追求していきます。

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桃田賢斗選手が使用するガット特殊仕様!メーカーとテンション(ポンド数)

バドミントンメーカーの『YONEX(ヨネックス)』と契約している桃田賢斗選手。

バドミントンで使用する道具は当然、ヨネックスで統一しています。桃田賢斗選手が使用しているガットもヨネックスメーカーのAEROBITE エアロバイトというガットを使用しています。

AEROBITE エアロバイトの特徴

桃田賢斗さんが使用するガットAEROBITE エアロバイトですが、縦糸と横糸の素材が違う特殊なガットです。なぜ縦糸と横糸の素材を変えているのかというと「ヘアピンとカット」を追求したガットのようです。

※ヘアピンとは…相手がネット際に落としたシャトルを更に相手のネット際に落とすショットです。

※カットとは…コートの後ろからクリアーやスマッシュと同じフォームで、シャトルを斜めに切るようにして打ち、相手コートのネット際に落とす打法です。

しかも縦糸と横糸の太さまで違いがあります。

  • 縦糸…ハイポリマーナイロン(ブレーディング加工) ポリウレタンコーティング 0.67(mm)
  • 横糸…ハイポリマーナイロン(ブレーディング加工) 0.61(mm)

桃田賢斗選手はなぜAEROBITE エアロバイトを使うのか?

桃田賢斗選手はスマッシュなど力強い攻撃もさることながら、ヘアピンやカットショットなど柔の攻撃を得意としています。

なぜかというとスマッシュなど、どんなに早いスマッシュを打てても、試合中相手の目が慣れて返されてしまう。なのでヘアピンやカットショットなどネット際の技を徹底的に磨いたそうです。

これは桃田賢斗選手のお父さんの教えだったそうです。

ヘアピンやカットショットを徹底的に鍛え上げた桃田選手の技はワールドクラスまで成長しました。その最高のショットのサポートをするのがこのガットAEROBITE エアロバイトなんですね。

桃田賢斗選手のガットテンションは何ポンドで張っているのか?

桃田賢斗選手が試合で使用するガットのテンションは『34ポンド』です。

バドミントン経験者の方であれば34ポンドがどれだけ張りが強いか分かると思いますが一般のバドミントン選手では34ポンドでガットを張ってくれるお店はありませんよね。

34ポンドといえばおそらくガットテンションの最高数値です。ミートスポットが極端に狭くなる上に縦糸と横糸をMaxで張っていますのでシャトル先端のコルクがラケットのフレームに当たったり、フレームを床に当ててしまっただけでラケットが壊れてしまう事は間違いない!

プロ選手だからこそこのテンションでプレーが出来るのです。

桃田賢斗選手の真似をして「34ポンドで張ってください」なんてお店に決して言わないようにしてくださいね。

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ガットメーカーと一般的なテンション数値

バドミントンメーカーもいろいろあります。自分に合ったメーカーのガットを使用することで今までうまく打てなかったシャトルも打てるようになったりしますので色んなメーカーを試してみてください。

  • YONEX(ヨネックス)
  • GOSEN(ゴーセン)
  • ミズノ
  • WILSON(ウィルソン)

こちらがバドミントンガットの4大メーカーになります。バドミントンをしているほとんどの人がこの4メーカーのガットを使用しています。

メーカーそれぞれ

  • パワーヒッター用
  • コントロール重視
  • ナチュラル
  • トリッキー

どんなタイプの選手にも合うようなガットが販売されていますので色んなガットを試して自分に合ったガットを見つけるのも良いと思います。

一般的な適正テンション

初心者・初級者 16ポンド ゆるめ
18ポンド ややゆるめ
中級者 20ポンド 標準
22ポンド やや硬め
上級者 24ポンド 硬め
26ポンド かなり硬め
プロ 28ポンド さらに硬め
30ポンド めちゃくちゃ硬い

 

桃田賢斗選手のテンションは34ポンドですから最高レベルのガチガチのテンションですね。

これからバドミントンをやってみようかなと思う人は「20~22ポンド」で調整することをおススメします。

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桃田賢斗はどういうグリップの握り方をしてる?

バドミントンのグリップの持ち方は基本的に『2種類』あります。

  • イースタングリップ

ラケット面を床に垂直にし、握手をするような握り方をします。 包丁を持つ時の握り方をイメージしてもらえばわかりやすいですね。

  • ウェスタングリップ

ラケット面を床に平行にし、上からグリップを握る握り方です。こちらはフライパンを持つ時の握りをイメージしてください。

桃田賢斗さんはイースタンとウェスタンのどちらで握っているのでしょうか?

桃田賢斗さんは試合前のアップやドライブなどの時はウエスタングリップで握っていますがスマッシュなどを打つ時はイースタングリップの握り方をしています。

つまり試合の状況によってグリップの握りを変えているんですね。

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まとめ

桃田賢斗選手が使用しているガットのメーカーはAEROBITE エアロバイトでガットのテンションは『34ポンド』

パワーよりもテクニックを重視したガットを使用しています。プロ選手の試合を見るとシャトルを打つ度に気持ちいい音が響き渡りますのでシャトルを打つ瞬間の音にも注目してみてください。