きな粉に塩を入れるのはなぜ?おいしいきな粉の作り方を解説!

きな粉に塩を入れるのはなぜ?おいしいきな粉の作り方を解説! グルメ
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お餅やお団子に付けて食べる『きな粉』!

普段、何気に口にしている『きな粉』ですが、何から出来ているかご存知ですか?

『きな粉』を作るレシピには「塩」を入れるとありますが、甘いきな粉に「塩」を入れるのはなぜなんでしょうか?

今回は、

  • きな粉に塩を入れるのはなぜ?
  • きな粉は何から出来ている?食材ときな粉の歴史
  • おいしいきな粉の作り方(きな粉、砂糖、塩の割合)
  • きな粉の歴史

この内容を調べていきます。

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きな粉に塩を入れるのはなぜ?

なぜきな粉に『塩』を入れるのか?その「謎」から説明していきます。

きな粉を作る時、甘みを出すために「砂糖」を入れるのですが、砂糖に「少量の塩」を入れると甘みが増すと言われています。

それは『食品学』でも言われている事でして、

「味覚の相乗効果・味覚の相殺効果」と呼ばれています。

  • 甘いものに塩味を加えると甘味が強くなる
  • 苦味に甘味を加えると苦味が弱くなる
  • 砂糖液にアルコールを加えると甘味が強くなる
  • 酸液に食塩液を加えると酸味が弱くなる

このような事を「味覚の相乗効果・味覚の相殺効果」と言います。

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きな粉は何から出来ている?食材ときな粉の歴史

きな粉は『大豆』から出来ています。

『大豆』は弥生時代に伝わったとされている食材で、弥生時代から人々は色々、加工して大豆を食べていたそうです。

加工の知恵はどんどん進化し、奈良時代には『大豆』を粉にして食べる習慣が生まれていたそうです。

一般的に『きな粉』が食べられるようになったのはおやつに和菓子を食べる人が増えた江戸時代だったそうです。

それ以前は『大豆』は高級品として取り扱われていた為、一般庶民が口にすることはほとんど無かったようです。

『きな粉』を食べるきっかけとなったのは、徳川家康と言われており『きな粉』の色合いと『砂金』が似ている事で徳川家康に献上していたんだそうです。

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おいしいきな粉の作り方(きな粉、砂糖、塩の割合)

最近では『きな粉』は普通にスーパーで購入出来ますが、自分で手作りする事も可能です。

『定番のきな粉の作り方』

  1. 適量の大豆を用意します。
  2. 大豆が焦げ付かないようにフライパンで軽く炒っていきます。

 (目安:10分~12分)

  1. 木べらを使用するのが定番です。
  2. 大豆から香ばしい匂いがしてきたらお皿かざるに移す。
  3. 粗熱をとり、そのままミル器で大豆を粉砕する。
  4. 粉状になった事を確認し、振るいにかけて大豆の皮を取り除く。※ミル器が無い場合は綺麗な布に大豆を包み、麺棒などで潰してもOK
  5. 粉状になった大豆に砂糖と塩を加えます。
  6. きな粉と砂糖の比率を2:1にするのが一番おいしい味になります。
  7. 塩は少量(ひとつまみ)入れるだけでOKです。
  8. きな粉と砂糖、塩をよくかき混ぜて味に偏りが無ければ完成です。
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きな粉に塩を入れるのはなぜ?おいしいきな粉の作り方を解説!まとめ

  • きな粉に塩を入れるのは「味覚の相乗効果・味覚の相殺効果」
  • きな粉は『大豆』から出来ている
  • 美味しいきな粉を作る割合は「きな粉2:砂糖1 塩ひとにぎり」