東京オリンピック男子柔道66kg級に出場する『阿部一二三選手』
最後まで代表が決まらなかった66㎏級で24分にもわたる激戦の末念願のオリンピック出場を決めましたが最後の最後まで阿部一二三選手と死闘を繰り広げた丸山城志郎選手。
永遠のライバルともいえる『阿部一二三選手』と『丸山城志郎選手』2人は普段、仲が良いのですかね!
- 阿部一二三選手と丸山城志郎選手のライバル対決
- 阿部一二三選手と丸山城志郎選手のこれまでの戦歴
- 阿部一二三選手と丸山城志郎選手は仲良し?
どちらがオリンピック代表に選ばれてもおかしくない2人の事について調べていきます。
阿部一二三と丸山城志郎のライバル対決
阿部 一二三 選手 × 丸山 城志郎 選手 pic.twitter.com/c3o8CcqEvj
— ぺい (@shippei7dog) July 18, 2021
東京オリンピック柔道男子66㎏級の代表は最後まで決まらずにいましたが2020年12月13日に日本代表内定選手決定戦をおこない『阿部一二三選手』が見事、東京オリンピック出場の切符を手にしました。
これまで何度となく対決してきた2人ですがここで『阿部一二三選手』と『丸山城志郎選手』の対決を見ていきます。
阿部一二三 | 年 | 大会 | 決まり手 | 丸山城志郎 |
2015 | 講道館杯 | 優勢 | 〇 | |
〇 | 2016 | 選抜体重別 | 優勢(延長) | |
〇 | 2017 | GS東京 | 大内刈り(延長) | |
2018 | GS大阪 | 優勢(延長) | 〇 | |
2019 | 選抜体重別 | 優勢(延長) | 〇 | |
世界選手権 | 優勢(延長) | 〇 | ||
〇 | GS大阪 | 優勢(延長) |
これまで4勝3敗と『丸山城志郎選手』が1歩リードしていましたが最後の日本代表内定選手決定戦で『阿部一二三選手』が勝利しました。
この日本代表内定選手決定戦はほんとに激闘でした。
本線の4分間を終えても勝敗がつかず、延長戦に入りましたが試合が決まるまでに20分間、本線の5試合分に相当します。
24分間にも渡る死闘、集中力が切れた方が負けになりますが阿部一二三選手と丸山城志郎選手ともに精魂尽きるまで戦いに臨んだと思います。
阿部一二三選手と丸山城志郎選手のこれまでの戦績
阿部一二三選手の戦績
世界柔道選手権 | 2017 | ブタペスト | 金 |
2018 | バクー | 金 | |
2019 | 東京 | 銅 | |
グランドスラム | 2014 | 東京 | 金 |
2016 | チュメニ | 金 | |
2016 | 東京 | 金 | |
2017 | パリ | 金 | |
2017 | 東京 | 金 | |
2018 | エカテリンブルグ | 金 | |
2019 | 東京 | 金 | |
2020 | デュッセルドルフ | 金 | |
2021 | アンタルヤ | 金 | |
2018 | 大阪 | 銀 | |
世界ジュニア | 2014 | フォートローダーデール | 銀 |
ユースオリンピック | 2014 | 南京 | 金 |
世界カデ | 2013 | マイアミ | 銀 |
アジアユース | 2012 | 台北 | 金 |
丸山城志郎選手の戦績
世界選手権 | 2019 | 東京 | 金 |
2021 | ブタペスト | 金 | |
ワールドマスターズ | 2018 | 広州 | 金 |
グランドスラム | 2018 | 大阪 | 金 |
2019 | デュッセルドルフ | 金 | |
2017 | 東京 | 銀 | |
2018 | パリ | 銀 | |
2019 | 東京 | 銀 | |
グランプリ | 2016 | アルマトイ | 金 |
2018 | フフホト | 金 | |
アジア大会 | 2018 | ジャカルタ | 銀 |
さすが日本を代表する『阿部一二三選手』と『丸山城志郎選手』ですね。
二人とも輝かしい戦績です。
阿部一二三選手と丸山城志郎選手は普段は仲良し?
柔道日本代表・阿部一二三×丸山城志郎 恩師が明かすライバル物語(FRIDAY) https://t.co/dzYJ0BFzSE pic.twitter.com/5KmJNfSkRV
— wellfed-wellbred (@WellbredWellfed) February 19, 2020
お互いを認め合ってるので普段の阿部一二三選手と丸山城志郎選手はとても仲が良いのだそうです。
日本代表内定選手決定戦で激闘を繰り広げた『阿部一二三選手』と『丸山城志郎選手』ですが試合後に丸山選手は「ここまで肉体的にも精神的にも強くなれたのは僕だけの力じゃなく、阿部選手の存在があったから。だからここまで自分を追い込めました。彼の存在があったからなのは間違いない」と、阿部一二三選手に感謝の言葉を述べています。
一方、阿部一二三選手も「丸山選手がいなかったら僕自身ここまで強くなれていない。ここまで競えた、本当にライバル。丸山選手がいたからここまで強くなれた。丸山選手の存在は大きかったなと思う。」とコメント!
お互いが強くなるために必要な存在だったんですね。
まとめ
東京オリンピック柔道男子66㎏級の切符を手にしたのは『阿部一二三選手』ですが『丸山城志郎選手』がいたからこそ、ここまで強くなれたのだろうと思います。
これからも永遠のライバルでお互いを意識してさらに強くなって『柔道王国、日本』を確立していってもらいたいです。