映画『刑事ニコ/法の死角』は1988年、アメリカで制作された映画です。
沈黙シリーズでお馴染みのスティーヴン・セガールの映画初主演でデビュー作の映画『刑事ニコ/法の死角』。
- 映画『刑事ニコ/法の死角』のあらすじとネタバレ
- 映画『刑事ニコ/法の死角』のラストはどうなる?
- 映画『刑事ニコ/法の死角』のみんなの感想!
- 映画『刑事ニコ/法の死角』のキャスト紹介!
今回はスティーヴン・セガールの映画初主演作品、『刑事ニコ/法の死角』について調べていきます。
映画『刑事ニコ/法の死角』のあらすじとネタバレ
7歳の頃から日本で合気道に打ち込んでいた青年、ニコ・トスカーニ(スティーヴン・セガール)。
合気道の実力を買われたニコは中央情報局(CIA)のエージェント、ネルソン・フォックスにスカウトされ、特殊工作員となりベトナムへ赴任する。
ニコがベトナムで目にしたものは、捕虜に対しての残虐な拷問の数々、その拷問を楽しそうに繰り返す同僚のカート・ゼーガンの姿だった。
そんな繰り返し行われる拷問に嫌気がさしたニコはゼーガンを殴り倒し、CIAを退職しアメリカへ帰国します。
それから19年の歳月が流れ、ニコはシカゴ市警の敏腕刑事となり、妻のサラ(シャロン・ストーン)と幸せな家庭を築いていました。
ニコは相棒である女刑事のドロレス・ジャクソンと共に行方不明になった従妹の娘を探す捜査をしていた所、怪しいクラブで大掛かりな麻薬取引の情報を突き止めます。
取引現場である精肉工場を張り込んでいたニコとジャクソンは麻薬密売人のサルバノらと激しい銃撃戦を繰り広げ、密売人たちを逮捕します。
ところが押収品を確認したところ、中身は麻薬ではなく、軍用のC4プラスチック爆弾だった。
しかも、逮捕した密売人・サルバノらは証人保護プログラム適応者だと聞かされ、FBIによって釈放されてしまう。
その対応に納得がいかないニコは相棒のジャクソンと共に単独捜査に乗り出しました。
いつも通っているジェナ-ロ神父の教会に礼拝に訪れたニコは不審な行動をする女性を目撃するも、その女性が置いていった紙袋が突然、爆発!
ジェナロ神父は殺害されてしまいます。
紙袋の中身は先日、押収したものと同型のC4プラスチック爆弾、ジェナ-ロ神父は中米からの難民をたくさん面倒見ており、神父が何か事情を知っていると察知したニコは捜査を進める。
教会爆破事件の被害者に中米の麻薬密輸ルートを調べていたハリソン上院議員の秘書がいる事を知ったニコは捜査を進めるがFBIからの圧力が掛かり、不当捜査や命令違反の濡れ衣をきせられ、停職処分となってしまう。
しかし、ニコやジャクソンは単独捜査を進め、FBI捜査官のニーリーから保管庫にあったプラスチック爆弾を持ち出したのがかつてニコをスカウトしたフォックスだと知る事となる。
CIAが麻薬密売にかかわっている事を知ったニコはハリソン上院議員の暗殺をたくらむ、ゼーガンとサルバノ、フォックスを追いかけます。
ゼーガンのアジトに乗り込んだニコはサルバノとフォックスと銃撃戦になり、フォックスは負傷、サルバノは死亡する。
ニコはゼーガンの後を追い、カーチェイスを繰り広げますがゼーガンに捕まってしまう。
ゼーガンに自白剤を飲まされますが、薬が効いたふりをして見事ゼーガンを殺害し一味を全滅させます。
暗殺の危機から逃れたハリソン議員はニコに感謝しますがニコは判事に自らの経歴とCIAの真実を打ち明けました。
映画『刑事ニコ/法の死角』のラストはどうなる?
ニコは腐敗したCIAの真実を判事に伝える事により、今後のCIAやFBIのあり方を伝えたかったのでしょうね。
警察、FBI、CIA、悪者を捌く意味では同じでも騙し騙しあいの世界は映画だけでなく実際でも行われているかもしれませんね。
映画『刑事ニコ/法の死角』のみんなの感想!
デビュー作だけあってセガール本人の日本での経験を生かしたシーンがある。足捌きが美しい。
B級アクションということになるんだろうけど、初見はしびれたなあ。こんな見せ方あるのだなあと。冒頭の片言日本語…1つになるぅ…関西弁や~ん
ド派手なアクションではなかった様に思いますが、セガールの立ち振る舞いがやけにシュッとしててカッコよかったですね。
走るセガール
ビンタするセガール
教えるセガール
白目むくセガール
怒るセガール
とセガール満載の映画でした。
車に轢かれてもそのままルーフにしがみつき乗車中の悪漢の首を絞め上げる男・セガール。デビュー作から強さ安定。
メチャクチャ良かった。徹底的に強いところが斬新でした。元プロはヤッパリ凄い
映画『刑事ニコ/法の死角』のキャスト紹介!
役名 | 俳優 |
ニコ・トスカーニ | スティーヴン・セガール |
デロリス・ジャクソン | パム・グリア |
サラ・トスカーニ | シャロン・ストーン |
カート・ゼーガン | ヘンリー・シルヴァ |
トニー・サルバノ | ダニエル・フェラルド |
ネルソン・フォックス | チェルシー・ロス |
ハリソン上院議員 | ジョー・D・ローク |
ジェナーロ神父 | ジョー・グレコ |