包丁は毎日、調理に使用するものですが、アルミホイルで包丁が研げる裏技を知っていますか?
一時的な処置にはなりますが、なぜ包丁はアルミホイルで研ぐと復活するのでしょうか?
- アルミホイルで包丁を研ぐ裏技
- なぜアルミホイルで包丁が研げるのか?
- 西洋包丁や肉切包丁はアルミホイルで研いではいけません
- 包丁を長持ちさせる方法は?
今回はこちらの内容を調べていきます。
アルミホイルで包丁を研ぐ裏技
✨切れない包丁を研ぐ✨
料理をする上で食材を切る「包丁」の切れ味は重要で、料理の出来栄えを左右することもあるんです。
包丁は定期的に研ぐことが大切。
【砥石】【研ぎ器】【アルミホイル】【陶器の底】で包丁研ぎを試してみました。https://t.co/K9Yl8GOnIh pic.twitter.com/C1Pvn6R1mE
— コジカジ@自分をごきげんにする家事メディア (@cojicaji) January 26, 2019
結論として丸めたアルミホイルに包丁の刃先(切る部分)を何度か擦りつけると一時的にではありますが、包丁の切れ味は『復活します!』
またはアルミホイルの真ん中に包丁の刃先部分を置き、アルミホイルを半分に折り曲げて、刃先を包み込むような状態で取っ手部分を持ち、前後に動かしてもOKです。
なぜアルミホイルで包丁が研げるのか?
ここだけの話。アルミホイルは「排水溝のぬめり防止」だけでなく、「ゴボウや生姜の皮むき」「包丁が研ぎ」「使い捨てタワシ」などなど、さまざまな用途で使えます。アルミホイル大大大大大大大好き。 pic.twitter.com/YIGmgiy4LP
— となりのカインズさん(カインズ公式) (@cainz_san) May 19, 2023
では何故、アルミホイルで包丁を研ぐと切れ味が復活するのか?
それは刃先がボロボロになった状態の部分に柔らかい『アルミ』が詰まる事で切れ味が復活します。
また、「熱伝導率が高く」包丁で「アルミホイルを擦る」とアルミホイルはすぐに熱を持ちます。
加えて「融点が660℃と低い」という事もあり、薄いアルミホイルは簡単に溶けやすくなっています。
切れなくなった包丁を『顕微鏡』で拡大してみてみると、刃先がガタガタになっています。
そんなガタガタになった刃先にアルミホイルのアルミが一時的に付着する事で、切れ味が元に戻ります。
しかし、これは一時的に切れ味を復活させる裏技ですので、またすぐに切れ味は落ちてしまいます。
本来は毎日、包丁使用後に数回で良いので、『砥石』で研ぐことが理想です。
そうする事により、今までの何倍も長い期間、切れ味抜群の状態を維持する事が出来ます。
しかし、毎日「ご飯の支度」だけで終わらないお母さんたちは「砥石で研ぐ」時間も惜しいと思います。
そんな時に「最近、包丁の切れ味が悪くなった」と感じる事があれば、ぜひ「アルミホイル」での一時的に研ぐ裏技を試してみてください。
西洋包丁や肉切包丁はアルミホイルで研いではいけません
キャンプ飯用に買った肉切包丁が出刃包丁並に分厚くて骨まで切る想定? pic.twitter.com/XB2gb0zvaf
— 三つ編み小僧 (@orangena_kozou) May 25, 2021
注意していただきたいのは「西洋包丁」や「肉切包丁」はこの方法は利用できません。
「西洋包丁」や「肉切包丁」は刃先部分をわざとガタガタにしています。
これは「お肉」の繊維を分断する為でわざと刃先をガタガタにしているのです。
「西洋包丁」や「肉切包丁」は包丁と言うより、ノコギリと思った方が良いかと思います。
逆に『日本の包丁』はカミソリと思った方がイメージが付きやすいですね。
包丁はアルミホイルでなぜ研げる?切れ味が復活する裏技!まとめ
- 丸めたアルミホイルに包丁の刃先(切る部分)を何度か擦りつけると一時的にではありますが、包丁の切れ味は『復活します!』
- アルミホイルを半分に折り曲げて、刃先を包み込むような状態で取っ手部分を持ち、前後に動かしてもOK
- 「西洋包丁」や「肉切包丁」はこの方法は利用できません
- 刃先がボロボロになった状態の部分に柔らかい『アルミ』が詰まる事で切れ味が復活